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グラフィカルアブストを作ってもらった

 論文のプレスリリース用に知り合いのサイエンスイラストレーターの方に素敵なグラフィックを描いてもらった。 https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20240301-2.html 今回の論文はお気に入りなので、プレスリリースに乗せるイラストはプロに描いてもらうことにした。元々この方には、博士記念に自分の研究を鳥獣戯画風に表現した絵を描いてもらってたので、また描いてもらいたいと思っていた。 依頼から制作までの流れを簡単に紹介する。 メールで依頼 ミーティング 研究内容の説明 何を書くか? 論文のことだけ?、背景も含めるか? どういうタッチで書くか?(和風でオーダー) 値段 初版の確認 改訂版の確認 納品 特に変わったところはないけど、こんな流れ。 京都大学からわかりやすい マニュアル が出てたので、詳しいことはこっちを見た方がいい。 グラフィックには今回の論文以外の内容も描いてもらうようにお願いした。 おかげでHPの研究紹介ページで一連の研究を紹介するために使えている。 最近はグラフィカルアブストを求める論文もあり、 Editage など大手もイラスト作成を始めている。イラストレーターも分野などがあるはずであるので、大手だとマッチングがうまく行くのか不安がある。 同じ分野の人に頼むのが一番安心できるし、知り合いだと融通が効くので大手に頼むのはちょっと怖い。 わかりやすさだけを追求するんだったら、今後はAIお絵描きでグラフィカルアブスト作れたりするようになるのだろうか?

イノシシの処理(動物死体写真あり)

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2022年ごろから高知でも豚熱が広がり、イノシシが減ったようだ。今年罠捕まえたのは小さめの1頭だけになりそう。 吊るされたイノシシ 高知ではイノシシにお湯をかけて毛をむしるのが普通らしい。これがなかなか面白かった。 このように熱湯をかけると毛が面白いように剥ける。イノシシは皮下脂肪が美味しいため、湯むきすることで脂肪を肉に残す意味があるようだ。師匠によると宮崎と高知で盛んな方法らしい。 皮を剥かれたイノシシ、豚ですね。 半分になったイノシシさん 厚い脂肪。これでも30kgくらいの小サイズ イノシシからとれたみんな大っ嫌いのダニ。 今回は沖縄名物チラガーを作りたかったので、頭を持って帰って皮を剥いだ。チラガーはとても美味しかった。 ちょっと猟奇的な実験室 チラガー、耳はミミガー

鹿肉の処理(動物死体写真あり)

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 最近ワナ狩猟をはじめた。四国なので主に鹿と猪を狙っている。 鹿肉はモモ、ウデ、ロースと心臓を持って帰っている。枝肉は、自宅でテーブルにビニール袋を敷いて解体している。最近はキッチンでコンパクトに解体している。 鹿肉はうまく血抜きしても少し臭いので、解体後に数日冷蔵庫で熟成させる。魚みたいにキッチンペーパーで熟成させようとしたが、水分と血を少ししか吸えないし肉に引っ付くのでダメだった。 ハンターやっている知人に相談したらペットシーツを勧められた。ペットのトイレに敷いて、おしっこを吸い取るための紙だ。180枚で1000円と安い。33 45 cmというサイズもブロック肉を包むのにちょうど良い。 ペットシーツに包んで3日ほど冷蔵庫で寝かせてみたら、水分が抜けてイイ感じになった。 寝かせた後は、フードシーラーで密閉して冷凍して作業完了。シーラーは安物かつ袋も普通の ナイロンポリ なので完全密閉は無理。。。 密閉(笑)された肉 鹿が取れたら、止め刺しから持ち帰るまでに半日、持ち帰って解体するのに数時間かかるので、1日仕事になる。2〜3人で作業しても結構時間かかる。。 勤務時間に融通の利く仕事で良かったが、通常勤務のサラリーマンだとワナ猟は難しいかも。