イリオモテやまねこのウンコ? リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 12月 01, 2023 11月下旬に西表島に遊びに行ってきた。珍しい固有種(イリオモテでは普通種だけど)がたくさんいた。朝の散歩中にヤマネコらしき糞を見つけた。内容物はバッタぽかった。牧草地沿いに落ちてた。さすがイリオモテ!! リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
レビュー論文が受理されるまでの道のり 12月 27, 2024 12月20日に自身初のレビュー論文が受理された。若い時代にレビューを書くことが目標だったので嬉しい 10.1016/j.tree.2024.12.011 画質が荒い この論文が受理されるまでの経緯を紹介したい。 学会での集会開催→国際学会で共同研究者発見→論文執筆という流れは典型的かもしれないが、色々と良い経験ができたので、長文だが紹介する。 2022年3月:生態学会での自由集会 2022年の生態学会で「 地上部と地下部の相互作用における動物の役割 」という自由集会を企画した。トピックはお気に入りの地上ー地下相互作用。学部時代に読んだ「地上と地下のつながりの生態学(深澤ほか訳)」という本に影響され、興味を抱いていた。 集会の目標は「議論内容に基づき総説を書く」。雑誌名を聞かれた際には迷わず、Trends in Ecology Evolution (TREE)と答える。共同企画者に目標は高い方が良いと言われたからである。 オンラインだったが90人くらい参加、各発表者も興味深い研究を紹介してくれた。自分からは分野の概観を紹介した。オンライン懇親会では、1時間くらい総説のアイデアをぼんやりと議論した。 集会後の議論だけで論文になる程具体的な話し合いができなかったのと、大学にポストを得たのもあって、しばらく寝かせることに。教員1年目は暇だったので、ボチボチ書いていたがまとまる気配はなかった。 2023年7月:国際学会での出会い 2023年にアラスカで開催された国際哺乳類学会IMCに参加した。初の国際学会だったが、ポスターの持ち運びがめんどくさくて、口頭発表することにした。 哺乳類を対象にした群集生態学のセッションで発表した。トップバッターだったが、朝早いのもあり30人くらいしか聴衆がいなかった。"Have you ever eaten insects?"と質問してみるも、あまり笑いを取れず。。。司会者は苦笑いしてた。 自分の後に、「永久凍土の融解によってネズミの生食・腐食食物網への依存度が変わる」という発表があった。「これは地上地下相互作用だ!、しかも哺乳類!」と激アツだったので、セッションが終わった後に発表者に突撃して、質問したり色々議論した。そこで連絡先を交換。 自分の研究にも興味があったらしくたくさん質問してくれた。同じセッションの者同士、お互いの... 続きを読む
育児休暇前半戦を振り返る:育児編 5月 24, 2025 2025年3月上旬に第一子が誕生し、9月末まで7ヶ月間育休を取得している。前半戦が終わったので、育児や育休について感想をまとめてみる。というかやっと振り返る余裕ができたという。。。 ポストが長くなったため、育児編と研究編2本立てでお送りしま〜す 新生児は鬼大変👹👶 当然育児は初めてであり、生まれてきた赤子をどのように育てていいか分からないことだらけである。特に最初期は大変、首グラグラ・すぐに吐く・情緒が全く不明・授乳中に寝る・3時間ごとに起きない・沐浴etc... 親が不慣れな育児に取り組むことに加え、新生児期特有の不安定さによって、生後4週間(育児開始3週間)は特に大変だった。2人メインで1週間だけ私の父が手伝ってくれたので、ワンオペよりは遥かに楽なはずだが、心身ともに限界に近い状態で1ヶ月を過ごした。 妻とは「うちらの親は家事と育児を1人でこなしてたのか?しかも2人目以降は幼児の面倒もみてたのか??」とワンオペで子育てしてきた自分たちの親が、実は人間やめていたのではないかと、何度も真剣に議論したくらいだ。妻は出産ダメージ(鼻からスイカが出るようなものと例えられるが)により最初の1ヶ月は家事はほとんどできないので、私が授乳のサポートと家事を担当して、妻は授乳に専念する体制だった。 特に夜間の授乳は大変で、3時間おきに母乳とミルクを与える必要があり、しかも赤子👶が起きない!いやお腹空いたら泣いて知らせてよ〜と思うが、赤子というのは生後3週間くらいは自分がまだ子宮にいるつもりらしい。うちのは予定3週間前に生まれたから、余計に子宮モードが強かったかも。 夜の戦いを終えた我々は、日中は死に体(相撲用語)、昼飯は基本インスタント。夜は頑張って何か作ったが記憶がない。母乳成分とか気にしている余裕は全くない。日中はずっとドビュッシーの月の光をリピート再生してぐったりしていた。 授乳のサポートとミルクを担当しており、3時間おきに授乳だが、オムツや寝かしつけなど入れて毎回1時間以上は起きていた。つまり実質2時間以下の睡眠を3時間おきにとっており、夜は断続で合計4時間くらいしか寝れてなかった。 一番こたえたのは、2週間検診で体重増加が悪いからもっと授乳を頑張れと言われたことであり、かなり努力しているつもりだったが、まだやるんか〜と少し絶望した。 赤子が可愛くなかったら... 続きを読む
育児雑感:父親と母親の表象 6月 05, 2025 夫婦で外を出歩いていると良く「奥さん、大変でしょうけど、赤ちゃん可愛いから頑張ってね〜」と妻が応援される。 一方で、自分が育休中で育児に専念していることを妻が紹介したり私がいうと、「旦那さん、えらいね」「旦那さん、優しいね」と言われる。頑張ってるアピールっぽくなるので、育休中なのは身近な人以外には言わないようにしているが、話の流れ的に言ってしまうと褒められてしまう。その時、妻は「奥さん、ありがたいね、助かるね」と言われる。 しかし、私が育児しているのは偉くも優しくもないことだし、育児が大変なのは妻も私も同様である(出産と産後直後は妻の方が身体的に大変だが)。むしろ、睡眠時間が私より長かった妻の方が夜間授乳を頑張ってるし、3時間おきに20分以上キツい体勢で授乳するのは優しいしエラい👏 さらに、授乳を頑張る妻に対して「ありがたい、助かる」という感謝を常に抱いているが、そういう気持ちにはあまり注目されないようだ。 母親が授乳するのは自然であって、優しさとしては認識されない。優しくないとこんな頻繁に授乳とかできないけど。お母さんになると、母性が自然に生まれ授乳中はオキシトシンが出て幸福感に包まれるという話があるが、オキシトシン=幸福ではないし、母性味も個人差はあるだろう。 この場合、どういった言葉が妥当なのだろうか? 「奥さん、旦那さん、育児は大変だね。赤ちゃん可愛いから頑張ってね〜」「奥さんも旦那さんも大変な育児をして偉いわね。」とか一緒くたに褒められると嬉しいかも。 「授乳頑張っている奥さんに感謝しなさいよ、あなた」とか言われたらもっと嬉しいかも。 まあ、すれ違いの人に自分達を理解してもらおうと思うこと自体が無理で傲慢なので、これは内省なのだけど。 このような無意識のバイアスを感じたことがなかったので、新鮮味があって面白かったのでわざわざ書き起こしてみた。息子が大きくなる頃には我々が👴になっているので、父母像はどうなっているのだろうか?意外と昭和的な「母の表象」が残っているのだろうか?それはそれで興味深いし、考えや価値観の多様性という点で悪いことではないと思う。 ーーーーーーーーーーーー 高齢化著しい高知だと、話しかけてくる人は基本オーバー50、母親ワンオペ時代の方が多いからこうなる。年配はとてもフレンドリー? そして誰も悪気なんてないし、正直我々も労ってもらったり... 続きを読む
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